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■中将棋のページ
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<はじめに>
当ページは、サロンHPの管理人である「ぽち」が、2012年くらいから新しい趣味として楽しんでいる中将棋に関するお知らせ・御案内ページです。サロンから許可をいただきましたので、今回独立したページを作成してみました。興味のある方は読んでみてくださいネ。
<中将棋の御紹介>
中将棋に関する基礎知識は、日本中将棋連盟の講座HPに詳しいので、ぽちが改めてああだこうだと記すよりこちらをお読みいただくのが良いかと思います。また、これまでぽちの部屋にも少し記していますので、そちらも参照ください。
(ここから先はぽちの雑感・補足として読んでいただければと思いますが、)中将棋は、歴史的には室町時代くらいまでは盛んに指されていたようです。ぽちが想像するに遺構等から見つかる駒は、「酔象」等の駒もあることから、中将棋のものも多く含まれているのではと考えます。また、その後も戦後(第二次世界大戦後)しばらくまでは指されていたらしいです。
ゲームの特徴としては、
●しっかり指すと、1局3時間くらいは掛かること
●現在の本将棋に比べて、駒の動き等で覚えることが多いこと
●取った駒が使えないこと
辺りが挙げられましょう。また、こういったゲーム性から、時を経てだんだん指されなくなったのだろうということも容易に理解できます(世の中、万事スピード化が進んでいますからねぇ)。
ただ、故大山康晴十五世名人が、そのゲーム性・競技人口減少の憂いとともに、「自身の本将棋の特徴(用心深い・粘り強い棋風)は、中将棋で鍛えられた側面も大きい」と言っていることは注目に値すると思います。大山十五世名人は盤を一目見ただけで状況をとらえる能力に長けていたと言われますし、ぽち自身も指してみてそれは実感できますから。
そういった意味で、本将棋をやっていて、
●駒の損得に淡白な人
●駒の連携に淡白な人
は、是非中将棋で、その重要さを学んでみてもらえると良いでしょう。
一方で、取った駒が使えないこと・駒数が多いことから、本将棋で見られる「終盤は駒の損得より速度」という格言は、中将棋ではあまり有効ではありません。どこまで行っても駒得重視という感じなので、指し始め当初、ぽちは随分と苦労しました(^^ゞ。切れ味と粘り強さは表裏の関係にあるんでしょうネェ。
中将棋に関する現存する書籍はほとんど無いようです。また、定跡等も整備されていないようですから、駒を並べ終わっていざ指そうとすると、どこから手をつけたら良いか途方に暮れてしまう部分もあるでしょう。
ぽちの中将棋の棋力は、全国クラスの強豪から見るとまだまだのレベルなのですが、
●序盤の進め方
「獅子」の使い方・玉の守り方・
「走り駒」の使い方・参考となる指し方/作戦等
●何を大事にするか
駒の損得・成り駒の重要性
といったことでしたら、その指針くらいは説明できますので、興味のある方はぽちまで御質問ください。
<当サロンで活動を行うようになった経緯>
さて、この中将棋ですが、なぜサロンで…ということを簡単に触れておきます。
現在、日本中将棋連盟の具体的な活動は、
●年2~3回の全国大会
(競技人口が極端に少ないので、大会=即全国大会なのです)
●各地区(関西・関東・北海道等)の有志による対局会
といったところです。
関東では、2013年冬までは有志数名で東京:将棋会館の道場で対局会を行っていたのですが、事情により常時の参加者がぽちを含め2名にまで減ってしまったので、ぽちともう一人の方(日本中将棋連盟首都圏支部長:林氏)と協議して、サロンでやろうということになった次第です。
サロンでの活動は2014年02月から始めましたが、子供たちを中心に興味を持ってくれる方が増えましたので、ここにページの新設と活動の案内をするようにしました。
<次回中将棋例会・活動の御案内>
2014年02月からしばらくの間、当サロンで開催していた中将棋の例会・活動ですが、事情によりお休みしておりまして申し訳ありません。
今回、愛好家からの開催希望もありましたので、3ヶ月に1回程度の開催を目標に、活動を再検討してみようということになりました。現時点での内容・状況を以下の通りお知らせします。
●日本中将棋連盟・首都圏支部 次回例会
・横須賀・按針将棋サロンでの例会
2020/03/01(日)に予定されていた例会は、
都合により中止となりました(詳細は犬塚まで確認ください)。
※なお、第16回中将棋全国大会(中将棋名人戦)が
2020年01月12日(日)に開催されました。
久々に例会を開催しました!(20190804)
(※終了時間は目安です)
(手合いや活動内容の都合がありますので、「参加したい!」という方は、必ず事前に連絡いただけますようお願い致します。)
なお、日本中将棋連盟のHPへは以下よりどうぞ。
・日本中将棋連盟HPホームはこちらから。
・日本中将棋連盟のオフ会情報はこちらから。
<「個別指導」の日にも中将棋を指せます!>
中将棋例会日は上記の通りですが、例会日は実戦が主体=時間がかかることが多いため、サロンの皆さんと指せる時間として、別途行っている「個別指導」の日も充てることにしました。
中将棋を指してみたい、指導を受けてみたいという方はこちらも御利用ください。
●次回「個別指導」の日(当面お休みします)
20xx年xx月xx日(x) 13:00~17:30
<中将棋の盤駒を常設しています>
ぽちの中将棋仲間の方から、「普段使うことがないから、サロンに置いておいて」とのありがたい申し出をいただきましたので、中将棋の盤駒を1~2セットサロンに置いてあります。指してみたい方は以下の点に注意して利用ください。
●利用する際は、
席主の新井さんかぽちに必ず許可を得てください。
●(本将棋の駒でももちろんですが、)
中将棋の盤駒は代わりのものがない貴重でかつ高価なものです。
片付ける際には必ず駒数を確認してください。
●現在、「駒の並べ方」「駒の動かし方」「駒の価値」
に関する資料を盤駒と一緒に2枚ずつ置いてありますので、
指す際の参考にしてください。
なお、詳細のルール(獅子の特殊ルール等)は、
改めて整備することを考えていますので、少しお待ちください。
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